2014年 | |
3月27日 | 北総の森交流会のイベントに参加 |
3月15日 | 里山整備作業及びボーイスカウト団体の視察 |
3月1日 | 里山整備作業(午前中のみ) |
2月1、2日 | 里山整備作業(柵の更新) |
1月18日 | 雑煮会及び里山整備作業 |
1月11日 | 里山整備作業 |
2013年 | |
12月21日 |
里山整備作業&忘年会 |
12月7日 | 里山整備作業 |
11月22日 | 里山ボランティア入門講座第4日目 |
11月16日 | 里山作業日+恒例の芋煮会 |
11月15日 | 里山ボランティア入門講座第3日目 |
11月8日 | 里山ボランティア入門講座第2日目 |
11月2日 | 里山整備作業 |
11月1日 | 里山ボランティア入門講座開講 |
10月24日 | 地表徘徊昆虫のトラップ更新作業 |
10月19日 | 台風26号の後始末整備作業 |
10月12日 | 雨で中止になった5日の代替整備作業 |
10月3~4日 | 川場村研修旅行 |
9月21日 | 秋色広がる里山で整備作業 |
9月7日 | スイカを食べて頑張る里山作業 |
8月17日 | 猛暑のなかで里山整備作業 |
8月3日 | 里山整備作業/暑気払い |
8月1日 | 北総の森交流会に参加 |
「北総の森交流会」の第29回イベントが内山緑地建設(株)の君津グリーンセンターで行われました。参加者総数14名のうち、当会から11名という多数が参加。
小雨に煙る内山緑地に到着直後、さっそくこのセンターのベテラン庭師さんに、広大な園内の千葉県森林インストラクター会の作業地「君津の森」や、緑化樹植栽地、モクレン庭園などを案内していただきました。ちょうど花が咲き始めたヤマザクラやレンギョウ、ハクモクレンなどにまつわる興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。
屋内に入ってお昼を食べた後は、樹木の種類毎の剪定などについて、軽妙な語りでご教授いただきました。最後に、雨の上がった園内の樹木を使って剪定の遣り方を実地で学びました。
天候は最上ではありませんでしたがたくさんの花も見られ、実り多い研修ができました。
季節を追ってまた訪ねてみたいものです。
久しぶりに恵まれた日和になりました。前回に引き続き大雪で折れた太い枝や落枝の整理をお行いました。
また、東葛地域のボーイスカウトのリーダーがお見えになり、この夏に計画している訓練の場として活用できるかどうか、の視点で視察をされました。
2月15日は大雪のため作業を中止。その後も足場が悪かったので、本日の作業となりました。雪による樹木の枝折れは思ったほどではなかったので一安心でした。
前回の柵更新作業で遣り残した数十メートルの針金張りを完了するため、昨日の陽気とは打って変わった寒さと小雨模様の中で敢えて作業を行いました。
午前中には全作業を終え、昼食は摂らないで撤収しました。
第1整備地の道路に面した境界柵の杭のうち、何本かが朽ちて倒れてしまったため、杭と針金を新しく取り換えることにしました。
この作業のためにエンジン付きオーガー(穴堀機)を入手して作業の効率化を図りました。それでも、通常の整備作業日一日では終えそうになかったため、2月1日と2日の二日続きで作業を行いました。
2月1日には、42本の杭を2m間隔で打ち込んで作業を終え、2日には残りの杭10本ほどを打ち込み、位置調整と天端合わせをしてから針金を張りました。この日は、3段目の針金を途中まで張った段階で作業終了。残りの作業は次回の整備作業日に続けることとしました。
オーガーを使えば、直径60ミリ深さ数十センチの穴を一本十数秒で掘ることができ、作業がスピーディーに進む。
(図はZENOAのカタログから。実際に使ったドリルは60mm)
2週続きの里山整備の日ですが、今日は恒例の雑煮会。みんなそちらの作業にかかりきり、里山の整備作業をしている会員は皆無。東大のグループだけが林の中で作業をしていました。
心配した天気も予報が外れて日差しがたっぷり。50人近くの人々に、雑煮と寒中のひと時を楽しく過ごしてました。
最後に(ほぼ)全員で記念撮影。
2014年最初の里山作業日。寒さ厳しい中、みんな元気に集まりました。
今日は、第3整備地(流通経済大学柏高校の野球場と道路の間の細いエリア)の整備を中心に作業を行いました。ササを刈り、枯れ木を倒し、エリアに残されていた木の幹や枝をかたずけました。今後、「緑のトンネル」が再生されるよう植栽します。
また、東京大学のグループが、第2整備地の林の中で、一本一本の木の中心まで成長錐で小さな穴を3つあけて、木のコアサンプルを採取していました。木中心までの年輪サンプルを得、樹木の生長等を調べるそうです。しかし、小さな錐を回すのになかなかの力が必要なようで、若い女性が難儀している様子を見かねて、我がグループの屈強な老人がお手伝いしていました。
来週18日の作業日には雑煮会も開催します。
久しぶりにまとまって降った雨の直後、ぬれ落ち葉は重くなって掻くのに力が入りました。
冬至の前日だけど風もなく陽だまりはポカポカ。枯草の下の地面を掘るとアメリカホドイモのイモがたくさん現れました(花の写真はこちら)。
今日の夕方からは忘年会なので、作業は軽く、昼食を摂って終えました。
(忘年会は会員専用ページで)
厚く降り積もった落ち葉を皆で片付けましたが、道一本通すのがやっとでした。
頭上には、これから落ちる葉っぱが冬の太陽に照らされて黄色に輝いていました。
柏市主催の2013年度の講座最終日。
午前中は、森林インストラクターでネイチャークラフトを中心に活動している「ウッディ工房」の主宰者である小林正幸氏より、竹林の整備方法や竹の利用、活用方法など竹に関する広範なお話を聞きました。
午後には、近くの竹林に入り、小林氏の指導の下、竹の切り方や割り方などの実習を行いました。
さらに、アズマネザサを使ったダックコールの作り方、草笛の吹き方を習い、できた笛を童心に返ったように吹き興じました。
今回の受講者で新たなボランティアグループを起ち上げることが話し合われ、最後に柏市都市部長より受講者一人ひとりに修了書が手渡されて今回の講座を閉じました。
毎年恒例の芋煮会を開きました。前日までの寒さと暗い空が晴れて、絵に描いたような小春日和。
ひと霜あった里山は秋色が深まっていました。
それぞれ一言を持っている料理人が、釜二つに違った味の芋煮を作り、昼食にふるまわれました。
この催しのために来ていただいた方々と共に、これらの芋煮を賞味いたしました。
その間、ゆったりとした時間が流れていきました。
今日の作業は、落ち葉かきだけでした。
第3日目には、まず、里山保全活動の現状と課題について当法人の大久保事務局長からの講義がありました。続いて、県北部林業事務所の森先生による里山作業の安全管理について、刈払い機やチェーンソーといった機械の操作に関する安全確保のノウハウのほか、ハチ、ヘビやウルシ、キノコなど、里山活動で出会う生物との関わりの中で身を守る方法について、興味深いお話を聞きました。
午後は小雨の降りだす中で、柏市みどりの基金の今井さんのご指導により、刈払い機とチェーンソーの基本的な操作の実習が行われました。みなさん、雨も何のその、操作を繰り返して習熟を目指しておられました。
柏市主催「里山ボランティア入門講座の第2日目が開かれました。
この日は、既に入門講座を修了して実際に里山保全活動を行っている方々の活動地を見学しました。
見学したのは、手賀沼里山クラブ(5期)の「船戸古墳」、大島田里山クラブ(7期:昨年)の「大島田の雑木林」、里山6期の会(6期)の「呼塚の雑木林)、NPO法人ちば里山トラスト(我々)の「大青田の森」の4か所。
それぞれ特色のある立地条件の中で講座の年度毎に結成されたグループの精力的な活動状況を見学し理解を深めました。
開講式の後、柏市都市部公園緑政課の谷口課長より、減り続ける柏市の”緑”にかかる街作りについてのお話がありました。
千葉市都市緑化植物園みどりの相談員の廣畠眞知子さんからは「森を知ろう」と題して幅広い里山のお話と、午後には公園内の森の中を巡りながら森や樹の見方の詳しい説明があり、受講者からは樹木の様々な姿を観察しながら質問が繰り返されました。
台風が目前に迫り小雨のそぼ降る中で、4つの整備地で地を這うような作業を行いました。
協働で事業を行っている東京大学の渋谷さんは、里山の整備前後で生息する昆虫がどう変わるかを調査しています。その一環として、地面を這いまわる昆虫をとらえるトラップを我々の整備地のなかの植生条件の異なる地面に設置しています。その数196か所。
長い間に、落ち葉や刈り払った下草の下にトラップが埋もれたり、里山整備作業の際に目印を失ったりして、設置場所さえ定かではなくなったりしたものが多数になり、設置してあるトラップを改めて整備することになりました。
NPOの我々がわずかに残った痕跡を頼りに埋もれたトラップを探し出し、渋谷さんや大学院生がトラップをもう一度整備するという作業を行いました。
雨にぬれ、泥だらけになり、かつ、なかなか探し当てられないという状況もありましたが、暗くなる前には196か所すべて発見して中や周囲をきれいにし、新しい目印を立てて作業が終わりました。
26日に予定していた東京大学一般公開でのミニシンポジウムでは、これまでの調査成果も聞けると期待していましたが、台風のため26日の一般公開は中止との連絡が作業終了時に入り、残念という次第でした。
台風26号が過ぎ去った直後の里山作業日、倒れかけた枯れ木や地面に落ちた大枝を片付ける作業を中心に行いました。
一方で、山コムス(公道を走れる電気自動車)が薪の運搬に林内を疾走していました。
サワフタギがたわわに実をつけて、野鳥の来訪を待っています。(5か月前にはこんな花でした)
男女15名の会員の参加を得て、群馬県川場村への一泊研修旅行を行いました。
川場村は、里山や田園風景を活かした地域づくりを推進するユニークな自治体です。特に、東京都世田谷区との交流事業による村民と区民との協働による森林保全活動は成功事例として評価され、これらの活動により2010年10月に当地で行われた全国育樹祭において表彰されています。この育樹祭においては我がちば里山トラストもその活動を表彰され、関村長と根本理事長が知り合うこととなりました。
そのようなご縁もあって、活動を開始してから10年目となる我々の事業の今後にヒントを得ようと、都市住民の活動する村の里山保全活動の場に学びに出かけました。
講義の後、中村さんのご案内で、世田谷区民健康村(なかのビレジ)を訪れ、宿泊棟、炭焼窯、杉林、茅場などを見学しました。
次いで里山再生を進めている後山の虚空蔵堂、展望台に登り、武尊山の麓に森林と田畑の広がる村の全容を眺め渡し恵まれた自然に理解を深めました。
4日の朝には再び村役場に出向いて理事長から村長にお礼申しあげ、里山保全活動への思いを込めてしばし歓談いたしました。
村の里山保全事業は、我々の事業とはけた違いに大規模なものでしたが、都市住民を引き付けている様々な活動の中から、これからの我々の事業にも取り入れられるものを見つけていきたいものです。
お彼岸を迎え、里山にも秋色が目に見えて広がってきました。
暑さは一段落したものの、適当な雨で夏草は茂りっぱなし。
相変わらずクズのツルと格闘しながらの下草刈りを続けました。
(下の写真をクリックすると、拡大したパノラマをスクロールしてご覧になれます。)
会員の一人が、昨年食べたスイカの種を撒き、その苗を里山の一画に植えていました。ほとんど放置されていたにもかかわらず、カラスの食害を免れて熟した果実を、昼休みにみんなで食しました。意外なおいしさに驚きました。
(クリックして拡大)
連日の猛暑。今日も暑い。でも、森の中の休憩スペースでは気温が数度は低い感じ。いつまでもこのスペースで過ごしていたいのですが、作業に向かいます。
今日は出山(第4整備地)に生茂った夏草を刈払います。背丈よりも高く茂った草の上をクズのツルが広く覆っているので、倒すのは容易ではありません。林の外になる草むらには太陽が容赦なく照りつけます。
熱中症にならないよう、休憩をこまめにとり、その都度水分、塩分補給して作業を進め、終業時間を少し伸ばして整備地の大方の刈払いを終えました。
整備地の一画では、オミナエシ、ヒヨドリバナなどの花が盛期を迎えつつありました。
6台の刈払機を動員しての下刈りとウワミズザクラの実の採取など、整備作業はお昼で終え、柏市内で暑気払い。
「北総の森交流会」の行事で、山武市にある千葉県森林研究所を訪ねて勉強しました。当トラストからは5人のメンバーが参加しました。
研究所の福島先生による「広葉樹林の育成と管理」、森先生による「キノコの生態と栽培」についての講義を受け、研究所内の試験林のうち、特に広葉樹を森先生の解説を聞きながら実地に見て歩きました。
また、この春に松戸市及び柏市で行われた里山公開イベントの報告もそれぞれの団体から行われました。
講義風景_1
講義風景_2
試験林視察