千葉県の里山条例の施行に呼応し、2004年1月にNPO法人として発足しました。
同年5月には活動拠点として柏市大青田の山林を借り受け、保全活動を開始しました。
その後も大青田地区で新しい山林を借り受けて保全活動を続け、2011年からは、東京大学大学院の調査研究に参画して共同作業を行っています。
本サイトでは2009年頃から現在までの活動状況を紹介していますが、こちらのサイトでは、私たちの活動当初から2009年ころまでの状況を紹介しています。併せてご覧ください(更新はほとんど行っていません)。
当法人の基本情報は、こちら(内閣府NPOポータルサイト)をご覧ください。
千葉県には、森林や谷津田、水辺などが一体となった里山が広がり、美しい景観を形づくっています。 かつて里山は、炭、薪の材料となる木々や、田畑の肥料となる落ち葉などを得るために人の手が加えられ、その環境が守られてきました。
しかし、現実には里山は様々な開発の波を受けて減少しています。
生活様式や農業の生産方法の変化などにより、里山と人とのかかわりが薄れ、手入れの行き届かない里山が増えています。
千葉県では里山を守り次の世代に継承するため、この3月に「千葉県里山の保全、整備及び活用の促進に関する条例(里山条例)」を制定し、5月18日に施行しました。
NPO法人 ちば里山トラストは条例が目指す里山の保全、整備、活用を推進するために設立しました。
自然豊かな里山への理解を深め、その保全、整備および活用に係わる活動および事業を積極的に行うことを目的とします。
ちば里山トラストの主な活動は
・地主の方との里山保全協定締結。
・里山保全のための清掃や整備、そして植林などの作業。
・里山活用のための実体調査や、生態の研究。
・里山を利用した教育・レクレーション事業。
などです。
日本の原風景、里山を守り、再生し、育てることを目指す「ちば里山トラスト」に参加しませんか。
関心のある方はこちらから。