青色系の花の咲く草本類


アヤメ(菖蒲

アヤメ科アヤメ属
 花期:6~7月  高さ:40~100cm

よく似た近縁のノハナショウブやカキツバタと異なり,乾いた草地に自生する。

 根茎は」豆豉草(ズシソウ)と称する生薬で、胃痛,腹痛,寄生性の皮膚病に考課がある。


キキョウソウ(桔梗草
キキョウ科キキョウソウ属
 花期:5~8月  高さ:30~80cm

北アメリカ原産で日本には明治中期に導入され、その後野生化し福島県以南に生育する。


キクザキイチゲ(菊咲一華
キンポウゲ科イチリンソウ属
 花期:3~5月  高さ:10~30cm

早春を飾る花。キクザキイチゲの花びらのように見えるのは蕚へんで、この色は白、ピンク、青紫色、淡紫色と変化が多い。


キランソウ(金襴草
シソ科キランソウ属
 花期:3~5月  高さ:2~20cm

別名ジゴクノカマノフタ、イシャイラズ。別名を含めて名前の由来には諸説ある。

 

日本で広く民間薬として用いられた。筋骨草(キンコツソウ)と称し、高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、切り傷などに効果があるとされる。


ショカツサイ(諸葛菜
アブラナ科オオアラセイトウ属
 花期:3~5月  高さ:20~50cm

別名オオアラセイトウ、ムラサキハナナ。

 

原産地は中国。日本には観賞用及び油を採取するため江戸時代に導入栽培され、野生化した。


セキヤノアキチョウジ(関谷の秋丁字
シソ科ヤマハッカ属
 花期:8~10月  高さ:70~100cm

「関屋の秋丁字」は、1862年に箱根で採集された「箱根産の秋丁字」の意味。「関屋」とは箱根関所のこと。

 

生育地は愛知県以東の中部地方および関東地方


セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
キンポウゲ科ヒエンソウ属
 花期:4~5月  高さ:20~30cm

中国原産で明治時代に渡来した。植物全体に有毒成分を有し、花に触ると肌に刺激を与えることがある。


タツナミソウ(立浪草)

シソ科タツナミソウ属
 花期:5~6月  高さ:20~40cm

韓信草(カンシンソウ)と称する生薬に利用され、風邪の症状、打撲傷、傷出血に対し効果を有する。


チョウジソウ(丁字草)

キョウチクトウ科チョウジソウ属
 花期:5~6月  高さ:40~80cm

環境省レッドリストの準絶滅危惧種。全草有毒。


ツリガネニンジン(釣鐘人参)

キキョウ科ツリガネニンジン属
 花期:8~10月  高さ:40~80cm

花や葉の形の変異が非常に多く混乱する。

 若芽が山菜としてトトキと呼ばれ食用される。また、根は形が朝鮮人参に似ており沙参(シャジン)と称し生薬として利用されるが、朝鮮人参とは薬功はことなり代用にはならない。



フデリンドウ(筆竜胆)

シリンドウ科リンドウ属
 花期:3~5月  高さ:5~10cm

花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。早春の他の草が伸びる前に花を咲かせ枯れてしまう。


ミヤコワスレ(都忘

キク科シオン属
 花期:5~6月  高さ:20~40cm

ミヤマヨメナの日本産園芸品種で、江戸時代から栽培されている。


ムラサキサギゴケ(紫鷺苔

ゴマノハグサ科サギゴケ属
 花期:4~5月  高さ:4~7cm

コケとついているが、コケ植物ではない。紫色の花の形をサ鳥のムラサキサギに見立てたもの。匍匐性で一面に広がることがある。


ヤブラン(藪蘭

ユリ科ヤブラン属
 花期:8~10月  高さ:30~50cm

蘭に似るがラン科ではない。

 

根茎には滋養強壮,鎮咳去痰,利尿作用の薬功があり土麦冬(ドバクドウ)と呼ばれ、ジャノヒゲの生薬の麦門冬(バクモンドウ)の代用品とされることがある.