緑色系の花の咲く草本類
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オオバノトンボソウ (大葉の蜻蛉草) |
ラン科ツレサギソウ属 |
| 花期:6~7月 | 高さ:25~60cm |
大きな葉があるが、他のラン科植物と同様に菌根菌に初期栄養を頼る部分的菌従属栄養植物。毎年同じ場所に出てくるとは限らない。
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オモト (万年青) |
キジカクシ科オモト属 |
| 花期:初夏 | 高さ:~50cm |
オモトは室町時代頃から観葉植物として栽培され、江戸時代に大名、庶民の間で栽培が大流行し、千を超える多数の品種が生み出されている。いわゆる古典園芸植物の一つ。現在も毎年新規登録品種が登録されている。
一方、オモトはサポニンを含み、溶血作用があり、生薬として強心、利尿薬として用いられるが、毒性が非常に強い有毒植物である。
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カラスビシャク(烏柄杓) |
サトイモ科ハンゲ属 |
| 花期:5~8月 | 高さ:20~40cm |
中国から古くに帰化した史前帰化植物と考えられている。種子、むかご、根茎で増え繁殖力は旺盛で、根絶が困難な畑の害草として知られる。
塊茎は半夏(ハンゲ)と称する生薬として漢方処方に配合される。痰きりやコレステロールの吸収抑制効果がある。かつては、つわりの薬としても民間で用いられ、嫁がつわりの薬として掘り取って集めたが、薬屋に売って自分のヘソクリにもしたことから、ヘソクリという別名があるという。
| シュンラン (春蘭) | ラン科シュンラン属 |
| 花期:3~4月 | 高さ:10~30cm |
他のラン科同様に、発芽に際しては、周囲の環境から適合する菌類の菌糸を呼び込み、これから成長に必要な栄養素を得る。開花までには数年かかるという。
古くから親しまれてきた植物であるが、園芸品として流通しているものは、野生採集個体が主流であった。このため、大青田でも盗掘跡がよく見かけられたが、近年は人工交配苗の流通量が増えてきたためかその兆候はない。
冬の間も常緑であるので、生息するノウサギのこの時期の餌料となっている模様で、枯れた落葉の原の中に葉元からから嚙み切られたシュンランが散見される。付近にはノウサギの糞もみられる。
| ナルコユリ (鳴子百合) | キジカクシ科アマドコロ属 |
| 花期:4~5月 | 高さ:50~80cm |
食用、薬用にされる。若芽、花、地下茎を食用とする。根茎は黄精(オウセイ)と称される生薬になる。
薬功として滋養強壮,胃腸虚弱などに効くとされ、焼酎漬けや砂糖漬けは強壮作用があり、黄精酒、黄精飴と称して江戸時代には小林一茶も愛飲する滋養強壮薬としてブームになった。
| バイモ (貝母) | ユリ科バイモ属 |
| 花期:3~4月 | 高さ:~50cm |
別名アミガサユリ。中国原産の多年草で、江戸時代に薬用、観賞用として日本に渡来。薬用としては、りん茎が鎮咳・去痰・清熱などの効果を生む漢方処方に用いられる。
バイモ(貝母)は生薬になるりん茎の形から、アミガサユリは花の形から由来。
| ヒカゲノイノコヅチ (日陰猪子槌) |
ヒユ科イノコヅチ属 |
| 花期:8~9月 | 高さ:50~100cm |
別名イノコヅチ。
花序の軸に下向きにつく緑色の小さな花に針状の小苞があり、これで衣服などにくっつく。
根は牛膝(ゴシツ)と称する生薬となる、利尿、通経、関節炎、脚気などに効能があるという。
若芽、幼葉は食用になる。第二次大戦末期、食糧難最中にも食用できる植物として、日本学術振興会の小委員会が「夏の七草」の一つに選定した。1945年6月、日本政府の広報誌において「新選・夏の七草」というタイトルで公表された。夏の七草にはそのほかにスベリヒユ、ヒユ、アカザ、シロツメクサ、ヒメジョオン、ツユクサが選定されていた。
| フキ (蕗) |
キク科フキ属 |
| 花期:3~4月 | 高さ:30~50cm |
山菜の「フキノトウ」はフキの花芽はであるが、フキは雌雄異株であるのでフキノトウには雌花と雄花がある(雌雄異花)。
フキには肝障害の原因となる天然毒があるが、水溶性で事前のアク抜きにより安全に食べられる。なお、水に晒し過ぎると独特の風味が失われる。
| ホウチャクソウ (宝鐸草) |
イヌサフラン科チゴユリ属 |
| 花期:5~6月 | 高さ:30~60cm |
本種は口にすると吐き気を催し有毒である。若芽は山菜として食べられるアマドコロやナルコユリとよく似ており誤認されやすく注意が必要である。
| マムシグサ (蝮草) |
サトイモ科テンナンショウ属 |
| 花期:5~6月 | 高さ:30~60cm |
苞(仏炎苞)は紫色に近いが緑色のものもあり、アオマムシグサ又はカントウマムシグサと呼ばれる。
全草に有毒成分。触れると、肌荒れや皮膚炎を引き起こす可能性がある。
| ワニグチソウ (鰐口草) |
キジカクシ科アマドコロ属 |
| 花期:4~5月 | 高さ:20~40cm |
鰐口とは、社寺の軒先に吊るされ、お参りの時に布縄で打ち鳴らして神仏に来意を伝える凡音具。しかしどこが似ているか不明。