その他の色の花の咲く草本類



ウラシマソウ (浦島草)

サトイモ科テンナンショウ属
 花期:3~5月  高さ:30~50cm

一目見て目立つ長い付属帯を釣り竿・釣り糸に見立てて名付けられた。

 

近縁のマムシグサなどテンナンショウ属の植物と同様に有毒性、雌雄転換、昆虫との関係など、多くの特徴を持つ。


エビネ(海老根)

ラン科エビネ属
 花期:4~5月  高さ:30~40cm

古い球茎は地表近くに連なる。和名はこの形をエビに見立てたことに由来する。

環境省のレッドリストの準絶滅危惧(NT)に指定されている。

 

一時隆盛したエビネブームは去ったが、販売目的での野生採取(盗掘)は現在も行われているという。


コクラン(黒蘭)

ラン科クモキリソウ属
 花期:6~7月  高さ:10~30cm

ある程度樹以上茂った薄暗い常緑樹林内に生育し、花も小さく地味なので見つけにくい。


サイハイラン(采配蘭)

ラン科サイハイラン属
 花期:5~6月  高さ:30~50cm

名前の由来は、花序の様子を指揮官が兵を指揮する采配に見立てたもの。

 

1株には葉が1枚だけで成長し、夏に葉は枯れ、秋に新しい葉が1枚出てくる。千葉県で絶滅危惧II類。


サフラン(咱夫藍)

アヤメ科クロッカス属
 花期:11月  高さ:10~20cm

サフランの原産地はギリシャ。日本へは江戸時代に薬として伝わった。

 

めしべは香辛料として有名。通常の用途で、食事から経口で摂取する量では安全とされているが、大量摂取は危険。


フナバラソウ(舟腹草)

キョウチクトウ科カモメヅル属
 花期:6月  高さ:40~80cm

環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定。

 

全草が有毒。根は白薇(ビャクビ)と呼ばれ漢方処方される。


ムサシアブミ(武蔵鐙

サトイモ科テンナンショウ属
 花期:4~5月  高さ:30~50cm

名前の由来は、仏炎苞の部分が、馬に載る時に足をかける鐙に似ることから。武蔵国の鐙は優品だった。

 

本種の根茎を基とする生薬の天南星(テンナンショウ)は漢方処方に配合される。


ヤマジノホトトギス(山路杜鵑

ユリ科ホトトギス属
 花期:8~10月  高さ:30~60cm

日本固有種。